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◆KW冬の5時間耐久まつり2019inセントラルサーキット◆
2019年12月15日、チームユニコルセは相も変わらずサーキットにいます。
暖冬とはいえ山間のセントラルサーキットは気温6度。かなり寒かった、、、。
ユニコルセ的にはアルファロメオ156は冬の耐久レースには出場しないのですが、SAGACORSEさんの156が全ての整備を終えたまま寂しそうにしていたので、2週間前に急きょ参加を決定しました。
■準備OK!?■
SAGACORSEさんの156は2017年・夏の9時間耐久まつりにて悔しいミッショントラブルでリタイアとなった車輌です。昨年中に修理・整備・エンジンセッティングなどを終え、ゴキゲンな状態だったのですが、2019年はオーナーの多忙もありずっと保管状態でした。
11月のテストランにてかなり好感触だった為、この車輌で参加してみることになりました。
■レギュラードライバー5名での参加■
2週間前に参加決定となったために、以前お誘いしていた方々は繁忙期であろうことを考え、ユニコルセレーシングチームのレギュラードライバー5名でエントリーです。
■そしてサポートもレギュラーメンバー■
いつものサポート部隊、給油チーム精鋭3名+婦人部アメニティーチーム2名もなんとかスケジュールを調整してくれ、本当に助かりました!
■5戦連続ポーポジション■
今回は参加車輌は少ないものの、3L超えの大排気量化の傾向(ユニコルセのせい?)が強く、季節的には全開走行・好タイムでのレース展開が予想されます。7時15分から始まった「テストラン・予選」。ユニコルセの予選を任せるのは今やユニコルセ若手(といっても40歳超^^;)エースドライバーのMOTOTINOさん。夏用タイヤなのでSUPER GTのように少しずつタイヤに熱を入れながらペースを組立て、計測の最終ラップで1分29秒542を叩きだし見事ポールポジション獲得!!さすがの走り。ハードタイヤでよくポール取れました。
これで我々は耐久レース参加以来、5戦連続のポールポジションを獲得しました。
■ポールは取ったけれど・・・。トラブル???■
ポールを獲得し。決勝に向け万全の状態。かと思いきや、何やら車輌の下に水が!?ラジエターからの水漏れを発見。何としてもグリッドからスタートするために応急処置を急ぎます。
メカニックの懸命の処置のおかげで何とか水漏れを防ぎ、グリッドに着くことができました。
■レーススタート!■
ワクワクした気持ちでグリッド先頭で記念撮影を終えると、スタートドライバーSAGACORSEさんが恒例のローリングスタートからトップをキープしたまま快走。1分30秒台の安定したタイムで先頭を引っ張ります。
例年なら1スティント目でかなりのリードを築くことが出来るのですが今年はちょっと違った。周りのチームも速く、トップ4、5台がみな1分30秒台で追走しているのです。これは面白くなりそうだ〜。
■拮抗したレース展開■
8時30分。2ndドライバー交代で他チームが先行。2位でMOTOTINOさんがコースイン。ココで離されたら負け!とペースを一気に1分28秒台に上げ、すぐに追いつきます。おーっ凄い!!ピットがテンション↑↑↑
1時間経過した時点でユニコルセは1位、トップを維持するもその差は僅差。SCが出たタイミングで3rdドライバーキレネンコさんに交代、SCが約4LAP後にレースが再開されます。絶妙な再スタートを切ったと思ったら、ここでキレネンコさんが裏ストレートエンドのブレーキングで痛恨のハーフスピン!凍り付くピット。【みなさんゴメンナサイ_(_^_)_byキレネンコ】ダッシュですぐにトップを取り戻すも、リアタイヤに強烈なフラットスポットが出来てしまいました。
その後、終始バイブレーションに悩まされることに。
その後4thドライバー萬代さんに交代した頃は周りのチームもペースアップ。2位でピットイン、5thドライバーKENZI社長に交代時にはトップから約20秒遅れ。3位4位チームも同一ラップで追随します。
■更にペースアップ!■
KENZI社長、交代時の約20秒遅れを取り戻すため、猛プッシュで全てのラップを1分28秒台で走行!とり戻すことが難しいと思った差を一気に縮めトップに返り咲きます。KENZI社長、やるときはやります!カッコええやん!
ユニコルセピットはそりゃもう大盛り上がりです。(^_^)b
いやぁレースしてるわ〜。僅差の戦いがたまらない楽しさです。
レーススタートから2時間30分、テンション上げ上げのままチームユニコルセはドライバーが二巡目に入ります。SAGACORSEさんに交代直後、セーフティーカー(SC)が入り、せっかく築いたマージンが全て無くなります。よくあることです。これもレース。受け入れて、次の一手です。
なんとかトップで戻るもMOTOTINOさんへドライバー交代で2位に後退です。このあたありからタイヤがきつくなり始め、タイヤ交換を行っているチームもいます。
■スプリントモードのスイッチON・・・。■
MOTOTINOさんがタイヤを労りつつ我慢の走りで3位をキープも、またSC。ここですかさずピットインし、キレネンコさんに交代。この時点で3位。SC2周後に再スタート。同氏、前スティントの大失敗を取り戻すために猛プッシュ。
「スプリントの鬼スイッチがON」になってしまい、もう止まらない様子です。無いタイヤでファステストを連発しながら先頭を激追いします。
これまたユニコルセピットは大盛り上がりです。\(^O^)/
ドライバー交代後「いやぁ〜勝ちました by キレネンコ」と、レースに勝った訳でもないのですが、かなり満足した様子です。
■痛恨のマシントラブル・・・。■
大盛り上がりなユニコルセレーシングチームではありましたが、終わりは突然やってきました。
またしてものミッショントラブルです。 ピットから見える対面の高台で白煙。無線からミッションブローの報告、、、、。
残すところ1時間余、手に汗握る、凄い好レース展開であっただけに残念です。
■レースは結果が全て。でも、少し目線が変わったこの1戦■
「今更何を言っても結果を変えることはできません。タラレバはたくさんあるけれど、レースは結果が全て。ユニコルセレーシングチームは1番以外は興味なし、2位もリタイヤも一緒。」
「2位になるなら、パッと散ってカッコよかったと思いたい、、、。」
((((思いたいだけで、想いは募っては、、いるのです。(笑)
自画自賛ながら今年はカッコ良かったです。真っ向勝負で速さで負けてないっっ。、、ええやん。
また初心を忘れず、イチから出直して優勝目指して頑張りたいと思います。ユニコルセは優勝かリタイヤ。これでキメたいと思います。
婦人部の皆さんは{いやいや、2位、3位になることも大事やと思うで〜}と仰ってはおられますが。(^^ゞ
■チームみんなに感謝■
とても寒い中リタイヤしても労いの言葉をかけてくれたサポート班の皆さん。
本当にありがとうございました。
毎回同じ言葉になってしまいますが言葉では言いきれないくらい感謝です。
みなさんの助け無くして耐久レースは戦えませんでした。
そして今回もオイルをサポートしてくださったMoty's様本当にありがとうございました!
セントラルサーキットで同じ時間を共有してくれた全ての皆様、また来年の夏にお会いしましょう!!
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■当日のタイムスケジュール
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