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◆夏の9時間耐久まつり2014inセントラルサーキット◆
今年もやって来た!夏の9時間耐久まつり2014
8月3日兵庫県セントラルサーキットで開催されたTWO×FOURさん主催、夏の9時間耐久まつりに今年も参加して来ました。
■今年のTeam Unicorse■
去年に引き続きチームUNICORSEは1CAR体制の9時間耐久クラスにエントリーしました。
去年、縁石でオイルパンを破損、無念のリタイアを教訓に今年はアンダーガードを装着し、ほぼ去年仕様の限りなくノーマルに近いマシンでの参戦です。
今年のドライバーはアルファチャレンジSRクラスのメンバー4人、Sagaコルセさん、MURASAKAさん、塚本さん、MOTOさんに弊社・大川が加わり、OVER40歳のおっちゃんばかり5人体制、腕に自信はあるものの、年齢は高め、ドライバーは少なめ。
お手伝いも婦人部のお2人に、往年のアルファチャレンジスタ、ムードメーカー兼メカニックサポートでMC・三嶋君とこれまた少なめ。(小さめ?(^^ゞ)
体力は持つのか?人手は足りるのか?少々不安なところではありましたが去年の雪辱を果たすために集まった精鋭達(?)です。
■展望は?■
今年の気になるところはズバリ、お天気。
台風が接近中で予報では曇りのち雨。でも実は本日のメンバー、みんな雨コンディション大好き!なちょっと変わった人達。
アルファロメオチャレンジでも「あ〜雨降ってけぇへんかな」って毎回言ってる様な人達です。^^
BMW勢が多いこのイベントですが、FRは雨が降るとコントロールがとても難しくなります。
熱に弱くトルクのないユニコルセ145にとって曇りや雨はとてもラッキー!
いささか他力本願ではありますが、「天を味方につける」これも実力のうちという事で、もしかしたら表彰台?!とクルマを壊さず温存させながら走るテクニックならお手の物な面々の期待は高まるのでした。
■予選■
今年はMOTOさんが担当、予選ドライ、気温が低いため予選好タイム1分39秒886で総合7位クラストップ!
そして早くも天気が崩れ出します。
■雨が降ってきた!■
時刻は午前10時前、雨と共に路面がだんだんウエットに。
ここらへんの路面コンディションが一番ややこしいのです。
上位を占めていたBMW軍団にもコースアウト車両が出始め、セーフティーカーが度々入るように。
S.Cを利用してそれぞれの判断でドライバー交代もタイミング良くこなし、順位は常に一ケタをKeep。
■凄い順位に!!■
雨大好きSR軍団、腕の見せ所です。タイヤと路面の会話をよく聞き取り、黄旗追い越しなどのペナルティ車両続出の中、着々と順位を上げていきます。
こういう時の集中力はは皆さん、流石、レース慣れしていてよどみがありません。
2時間30分経過時点でとうとう総合2位まで浮上!!!!
もう、もう、もう、みんな口にこそ出しませんが「このままいけばマジで総合優勝できるかも・・・・。」と心の中で思っていたのでした。
■スタッドボルトの悲劇■
ところが3時間経過、ドライバーが1巡して2スティント目に入る時に、トラブルが発生しました。
交代直前にマフラーがハズレかけ、引きずったままピットイン!メカニック君が大急ぎで応急処置用にとりかかります。
その間、全員出動で給油をこなしフロントタイヤ交換。ここで右前輪のスタッドボルトが1本根元から折れたっっ!!
ボルトを削りだそうにも熱!熱!!熱ーーーーーっっ!足回り熱すぎ!!お隣のTEAM/Gulf145の皆さんが総出で自チームの扇風機を持って送風してくれます。
他チームの助けを受けながら懸命の修理をするも工具がなく悪戦苦闘。
色んなチームの方がそれぞれ自チームの工具を持って入れ替わりボルトの取り出し作業を手伝いに来てくれました。
ここら辺がアマチュアの素晴らしいところです!これがプロの耐久なら他のチームが修理を手伝ってくれるなんてあり得ないです。
それでも折れたボルトはなかなか出てきません。
結局、所用で遅れて参加予定だった大川に連絡がつき、店に寄って専用の工具を持って来てもらうことに。
連絡した時、社長が大阪に居てすごいラッキーでした!
■お昼ごはん!!!■
工具の到着を待つ間、することもないのでサーキットでは珍しくメンバー全員参加でテーブルを囲み、のんびりお昼ご飯を食べる事に。
これも楽しみの一つなんです。
去年、灼熱地獄に陥った炭火でのBBQの教訓を生かし、今年はホットプレートでお家焼き肉。
焼けてるとか、焼けてないとかこのお肉は育ててるから手出し無用とか、皆さん食べるときも全力というか素晴らしい集中力で平らげておりました。
■73周・・・ ■
デザートのアイスクリームを食べている所に、工具を持って社長が到着。
専用の工具さえあれば20分くらいで直っちゃうんですよねー。
11:05〜13:29までの停止時間はトップから73周遅れです。
入賞の可能性はもはや無いものの、クルマ自体は調子が良いので完走を目指して戦線復帰!
こういうトラブル、サーキットでの修理で完治することすら珍しい事です。普通ならリタイヤしたっておかしくないのにめっちゃラッキーでした。
おとなりのチームの皆さんにも拍手で送り出されSAGAコルセさんが再び出走。
KENZI社長、MURASAKAさん、塚本さんと快調にチェンジしていきます。
■それでも天は味方する。 ■
雨脚が強くなりほとんど横なぐりのどしゃ降り状態、大きなクラッシュこそありませんがFR車輌がどんどんペースダウン、タイムを落として行きます。
FRのクルマ、さぞかし怖いんだろ〜な〜・・・。と思いつつも雨に強いTeam Unicorseは懸命の走行で遅い車を次々とパスしていきます。
一度落としてしまうとなかなか這い上がれない順位ではありますが25/29位でMOTOさんが感動のチェッカー。来年こそ!の想いをつなぎました。
■やっぱり感動!!■
耐久で一番ワクワクするのがローリングスタートからの全てのクルマのアクセル全開、爆音の瞬間。
一番感動するのがいろんなドラマがあってサインボードエリアで仲間に手を振るチェッカーの瞬間。
一番楽しいのがレースが終わった瞬間から来年の話をしてて、来年は表彰台や!の希望の瞬間。
この3つがある限り、耐久って一回ハマると止められないもんですねー。
今年も色んな人やチームに助けられ楽しい一日を過ごす事が出来ました。ありがとうございました。
ご参加の皆様、お手伝いの皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました!
また、来年も楽しみましょう!!
ドライバーさん、サポートさん、同時募集中です!お気軽にご参加ください!よろしくお願いします!
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■当日のタイムスケジュール
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