アルファロメオチャレンジでは初心者エントラント・サポートの一環として座学&実践のスキルアップ・セミナーを行っています。
ドライバーさんの助手席にインストラクターが同乗してコース上で直接レクチャー!の実践編が2回、
質問コーナーを設けた座学の講座が2回、イベント中に行われています。
今回は座学講座を見学してきました。
座学はアルファロメオチャレンジ事務局長さんが、会議室でドライビングテクニック、ライン取り、コーナー攻略法やコース上のマナーまで50分弱、とても丁寧にレクチャーしてくれます。
今回の参加者は10数名。ほとんどがサーキットビギナーさんでしたが、中には「そこそこ走っているけどタイムが縮まず、悩んでいます(/_;)」な参加者さんも、時間が余れば車載などもチェックしてもらえるようです。
事務局さんの宣伝が足らない(失礼!^^)せいか、あたくし、イベント中にこんな講座があったなんてまったく知りませんでした。ハイ。講座の内容は安全に楽しく、スキルアップ・タイム短縮をはかってもらえるようにとの思いが伝わってくるとてもいいものでした。
実践の方は時々、大川社長やチームメイトの萬代さんが同乗走行のインストラクションをしているのを知っていたのですが、こんなちゃんとした教習の一環やったとは・・・・。
それはさておき、レッスンの効果としては
1)正しい知識が身につく。
2)コース上での不安が解消される。
3)自信がつく。
4)恥をかかずに済む。
などがあると思います。4については何の恥かというと、無知からくるルール違反やマナー違反。自覚の無いうちに他の楽しくサーキットで遊んでいる人達に迷惑を掛けてしまっている、、、これってとっても恥ずかしい事ですよね。
最近ではこのようなセミナーが少なく、そういう方々が結構、増えているようです。
ドライビングのハード面って経験を積めば誰でも上手くなってくるけど、マナーやルールのソフト面って誰かに教えて貰わないと気付かないって結構、あると思うんです。
サーキットは”オトナの遊び場”です。オレ様的カン違い行動を「アイツ、何しとんねん?」と笑われていても、わざわざ教えてくれる人なんていませんです。
教えてくれる人や場所があるのはひじょーに有り難い事なんですよね〜。
(ちなみに長年サーキットでいろんなカテゴリーのドライバーさんを見てきましたが、上手いドライバーほどマナーがいいです。これは絶対!・・・もう一つ余談ですが昔、岡山国際サーキットの4S練習枠で練習していた時、1コーナーと2コーナーの間あたりだったかな、私の目の前でポルシェのドライバーさんがコントロールを失ってスピンした事がありました。そのドライバーさんは、滑りながらも後方の車両に「ゴメ〜ン!」のゼスチャーをしてグラベルの方へ飛んでいきました。そのドライバーさんの他の走行車両を気遣える度量に、かっこええなー!と思ったものです。)
んでもって、どこのホビーレースでもここまでのサポート・レッスンはありません。主催者側は最後まで初心者エントラントの顔も名前も知らず、走らせて、表彰式やって、ハイ、さよなら〜!これが普通。
この講座、料金は8,000円ですが、初めてサーキットを走られる方には受けておいて損はない講座です。タイムや自分のドライビングに行き詰まりを感じている方にも。私の感想としては最初に知っておきたい知識と実践をバランスよく教えてくれる、とてもいい講座だと思いました。
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